河川護岸工事

投稿日 2025/04/17

昨年11月に施工状況をご紹介しました、猪苗代町蚕養の高森川・護岸工事が竣功いたしました!!       

改めて、その全容をご紹介いたします。

まずは施工前の状態です。川の流れに乗って運ばれた大小さまざまな大きさの岩が川の流れの邪魔をし、

洗堀により削り取られてしまった川側の堤防は今にも木々が崩れてきてしまいそうです。

こうした河川の氾濫防止や大雨による堤防の崩壊を防ぐために工事を行います。

施工状況

このブロックは1個820㎏の重さがあり、それをひとつひとつ重機で吊り上げて作業員さんが積んでいきます。

寒い中での気の遠くなるような作業ですが、タイミングと息を合わせて積み上げられ完成した護岸ブロックはとても綺麗です。

少しでも長持ちさせるために、ブロックに直接水が当たらない工夫をして河川の流速に負けることなく岸の浸食や河床の洗堀を防いで守ります。

竣功

堤防がなく、仮設の道路を造設しなければ工事に取り掛かることができなかったこの高森川の護岸工事。                               

担当者は、「川の流れが良くなり、大雨・大水で水嵩が増えた時でも危なくない護岸ができた!

特に雪の多い地区の施工だったので、除雪しながら3月の工期に間に合うよう工夫しました。

大雪のために繰り越しになっている現場が多い中、工期内に完成させることができてよかった。」と、とてもホッとした表情を見せてくれました。                                                                 

これから暖かくなり、緑が映える季節になります。ボナリ峠や中ノ沢温泉街を訪れる際には、是非、湯川橋からの高森川を眺めてみてください。